英語の長文を読むのが速くなった理由

October 16, 2020

昨日は杉田敏先生の講座、2回目でした。
本当に深く面白く、英字新聞を読むこと、そして語彙を学ぶ醍醐味を早くも味わっています。

毎回課題が出て予習をしていくのですが、初回では予習が不十分だったと感じ、今回はさらに予習を。課題はA4にして約10ページ分。そこから派生した件などまだまだ気になり、さらに自主的に関連記事もピックアップして追加で12ページ。計22ページ分の英文です。

今週は正直思うように学習時間がとれず、前日までの段階で課題を終わらせるのがギリギリで…。昨日は5時半に起きて予習の続き、そして追加の12ページの長文は、講座前にある娘のスイミングスクールの待ち時間 約45分間で一気に集中して読みました。
さすがに細かい単語までは調べる時間はなく、ざっと読んだ程度ですが、内容をある程度把握し、ポイントとなるところにチェックを入れるだけでも随分違ってきます。追加の記事でプラスαの知識を入れておくことで授業の聞き方も変わるし、発言の幅も広がります。オンラインでの受講も便利で良いのですが、face to faceの良いところはやはり教室の中で発言して意見を先生や他の方とシェアできること!できる限り聞かれた時にさっと答えられる状態、挙手できる状態でいたい、そのためにも予習はやはり欠かせないのです。

記事に加えてCNN English Expressの最新号も。アメリカの大統領選について予備知識をたくさん入れてから授業に臨みたかったもののカバーする時間がなかったのですが、幸いにもCNN EEの今月号は大統領選特集号!授業前に軽食をとるために入ったお店で食べながら10分程でざっと読みました。知りたい情報が日英でまとまっていて本当に助かりました!

CNN EE最新号と後ろにずらりと並んでいるのが今回の授業のために読んだ記事

 

そんなわけで昨日は短時間でかなりの長文を読みましたが、長文読解は好きですし読むのも速い方だと思います。
もちろん最初から速かった訳ではありません。
初心者の頃からNHKラジオ講座のテキストを利用して行った日々のスラッシュリーディング、そして文法の理解や単語も増えるにつれて速くはなりましたが、大きく伸びたと思う機会は2回です。

1つは、イギリスの会社に転職した直後、約6週間のトレーニング時代。研修のマニュアルを事前に読む宿題が出るのですが、とにかく分量が多く、また予習をしていないと読んでいる前提で始まるのでついていくことができない。実際に研修途中に帰国させられてしまうこともあるので、とにかく毎晩夜中まで辞書を片手に必死で読んでいました。時間の制限があるので、その中で集中して大量に読むことで鍛えられたと思います。

そしてさらに鍛えられたのは前職の秘書時代。
外国人上司の英語資料の翻訳、またグループ内のアシスタントもしていたので各担当者から依頼される様々な文書の翻訳を毎日のように行っていました。超特急のものもあれば、余裕があるものもありますが、他の業務と並行して、翻訳をいくつか同時進行していることも多かったので、締切を気にしながらとにかく大量にこなすことで速読の力がついたと思います。イギリスから帰国後825点まで落ちたTOEICのスコアが900点台にのったのもこの頃。長文のpart7がラクに読めるようになったことでもリーディングの上達を感じていました。

「長文が読めない」「読めるようになりたい」方へのアドバイスは、いつも変わらず、

スラッシュリーディングをしっかり行うこと、そして量をこなすこと。

基礎文法が分かっていれば、分からない単語があったとしてもそれさえ調べれば読み通すことができるはずです。

手軽にインターネットで英文記事が手に入る時代です!
ぜひ毎日1つでも英語の記事をピックアップして読んでみてくださいね。

講座は終わったばかりですが、既に手元には次回の課題がどーんとあります。
またこれから1週間かけて丁寧に予習をしていきたいと思います。

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