先週末は娘と鎌倉・稲村ケ崎でのビーチクリーンに参加していました。
あいにくの雨で中止の予定でしたが、パーッと雨が上がって少し晴れ間が見えたので急いで海岸に向かいました。
ビーチクリーンは初めて。比較的きれいなビーチでしたが、波の音を聞きながら、お散歩感覚で、時に他に参加された方とも話しながら楽しい活動でした!子どもたちは裸足で砂の温かさを感じながら、シーグラスを探すのに夢中になっていましたが、それでも時折ゴミを拾っては「見てー!お菓子のゴミ〜!いけないんだー!」と見せに来たり、身近に海洋プラスチック問題に触れられる良い機会でした。
ビーチクリーン後はお食事会。
今回参加した14名のうち、2名はアメリカから来日中の女性、日本語は話さない方達でしたが、驚いたのは英語でコミュニケーションをとっている参加者が多かったこと。
海外滞在経験がある方が多かったこともありますが、その全員が上級レベルの英語かというとそうではありません。
文法が違っていることもありましたし、中学校レベルの簡単なフレーズもたくさん、でもそれぞれがとてもスムーズに「会話」を楽しみ、自然とコミュニケーションをとっていたのです。誰もその英語がどうだとか気にしませんし、食事とお酒と共に会話は楽しく進んでいきます。
私がレッスンで目指しているコミュニケーションがまさに目の前にあった、そんな感じです。
英語はコミュニケーションをとるため、伝えるために必要なちょっとした道具、だから伝われば間違っていても良い、と思っています。英語を学びながら「そうか、本当はこういう表現なんだ」と徐々に正しい英語を身につければ良いのです。
レッスンでは文法ももちろん教えていますが、まずはコミュニケーションありきです。
会話していたはずなのにフレーズを考えすぎて、途中で「これで合ってるかな?」と何度も確認しながら話してしまい、途中で「ダメだー」と会話を投げてしまったり、思わず謝ってしまったり、緊張してしまったり。いつの間にか英語の「テスト」のように。
これは珍しいことではなくて、PASSAGEに初めていらっしゃる初心者の生徒さん、また英語が苦手、と言う日本人の多くに見られます。(私も英語が話せなかった当時は、貝となりニコニコしているだけでした。。。)
また初心者とは言え、中学校レベルの英語の知識をお持ちであることが多いことも共通していて、知識が邪魔してしまい会話を妨げてしまっているケースも多いです。ことあるごとに「子どもに分かるような日本語で話して!」と言っていますが、とにかくシンプルに簡潔に、が鉄則です。
それでも文法が気になって会話が進まない方もやはりいらっしゃいます。
その場合には「外国人の方が今の英語と同じ内容を日本語で話そうとしたとして、文法を間違えていたら気になりますか?」ともお伝えしています。既にコミュニケーションをとるには十分なレベルの英語であることをまずはご自身でしっかり理解してもらい、ビジネスシーンでなければ、相手はそこまで高度な文章でのコミュニケーションを望んでいない、分かりやすく楽しくコミュニケーションしたいと思っていることを伝えています。
今回の食事会でもやはり「英語」をツールとして身に付けていることは得はあっても損はない、と感じました。
テーブルに並んだたこ焼きを見て反応していたので聞いたところ、アメリカで作ったことがあるけどso badだったと(笑)じゃあ もう一度やってみない?Why don’t you try making Takoyaki again? と。で一緒に楽しくクルクルするだけです。(ちなみに私は関西育ちなのでたこ焼きは得意です!)
今回のビーチクリーンを主催したのはNK LOVEというNPO法人。NK LOVEは、障がいがある方とそのご家族が明るくファッショナブルな送るための余暇活動・雇用の場を作り、生き生きと暮らせる成熟した社会づくりに貢献しています。
知人の紹介で初めて参加しましたが、ビーチクリーンも国籍や性別、年齢、障がいなど関係なくすべての方が一緒に楽しめる活動ですよね。
海外でもこんなアクティビティがあったらまた参加したいなとも思いますが、英語が少しできるだけでアクティビティの選択肢も増えます。
8月末まで新規の方にご受講いただけるキャンペーンを行っていますので、コミュニケーションのための英語を身に付けたい、コツを知りたい、勉強法を知りたい方はこの機会にお気軽にお越しください!
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