今日はNHKラジオ英語講座 6月号の各種テキストを購入しました。
基本的に聴講しているのは、入門ビジネス英語 & 実践ビジネス英語ですが、早朝の身支度時間帯の基礎英語テキストも購入しています。
基礎英語なんて楽勝でしょ?と甘くみてはいけないのです。タイトル通り、私はここ数年TOEICのスコアは900点台をキープしていますが、稀にえ?という単語に出会うこともあります。
「基礎英語2」5月号のある日のスキットは、動物園が舞台、下記のような会話から始まります。(日英ともにテキストより抜粋しています)
There is a lion over there! (あそこにライオンがいる!)
これは問題なし、ですが
Its mane is beautiful!
これが分からなかったのです…!
テキストでの訳は「ライオンのたてがみって美しいんだな!」maneは「たてがみ」のことです。 会社のビジネスシーンでライオンのたてがみを話す機会もなければ、日常会話でも出てこない、「知らない単語は聞き取れない」のです。
先日は娘にいろいろな虫の英語を聞かれました。「チョウチョは?」「Butterflyだよ」「てんとう虫は?」「Ladybugだよ」「カマキリは?」「・・・」
こんな感じです。単にカマキリを知らなかったのです。(mantisでした)
イギリス在住時代に、日本で育ちながらもほぼ完璧なバイリンガルになった先輩が言っていたのですが、『「月9のキムタクのドラマがね」と言っても月9もキムタクも分からなければ聞き取っても理解できない。英語力がどうこうではなく文化や背景、単語を知ってるかということ。いちいち聞き取れなかったとか気にしないこと』と。
ライオンのたてがみもカマキリも、日本語でさえ子どもがいて久々に使うようになった単語。そういう単語を知らないと嘆いたり、覚えなきゃとメモするよりは、まずは日常のシーンでよく使うなじみの単語から。
興味のあるところから勉強をスタートすれば挫折することもありません!