スキマ時間と英会話レッスンを「活用」できていますか?! (1)

November 17, 2020

「レッスンも講師も、払ったレッスン料の元以上をとるつもりで”使って”!」

これはよく私が生徒さんにお伝えしていることです。
英会話レッスンは無料ではありません。参考書もオンライン教材も巷にあふれており、無料で英語学習をしようと思えばできる中、あえて安くはないレッスン料を払ってまで英語を学んでいるのはなぜか?考えたことはありますか?!

先日ある生徒さんが「レッスンがあるとやらなきゃという気持ちになるし、実際やるから学習のペースメーカーとして絶対に必要!」とおっしゃっていたのですが、同じようにモチベーション維持のために利用している方も多いかと思います。私も生徒として杉田敏先生(NHKラジオ講座 実践ビジネス英語講師)の講座に週1で通うようになり1ヶ月、この生徒さんと同じ気持ちです。

とても面白く、為になる講座で毎回予習をしていくのですが、あれもこれもと気になる記事があり、その英文量は平均して毎回A4で20~30ページ。これを限られた時間で読まざるを得ず、娘の習い事の待ち時間や当日も講座に向かう電車の中などスキマ時間を使ってなんとかして必ずすべて読み切ってから授業に臨んでいます。予習をしなくてももちろん授業には出ることはできます。ただ予習をしていないと発言もできないし、予備知識のあるなしでは授業の理解度も異なります。

予習用の記事は、独学でも読みたい興味深い内容ではあるのですが、でも実際講座がなければ「慌てて今日読まなくても…」と無理してまで読んでいないかと思う量。リーディング量が以前より格段に増えているという点、また実際に語彙も増え、速読のペースも上がっていると自覚できている点で「レッスン」は私にとって既に大きなメリットの一つとなっています。

杉田先生講座の予習記事の一部。旬のニュースはどれも興味深いです!

そして「レッスンと講師を”使う”」に関しては、例えばPASSAGEの生徒さんからはレッスン日以外にも日々様々なメールが届きます。

こんな読み物を読んでみたいです、とその記事のリンクが送られてきたり、

今はこの海外ドラマを観て学習していますとシェアしていただいたり、

TOEICの問題を解いてみました、と解いた解答用紙の写真が送られてきたり、

英語でこんなメールのやり取りをしました、と実際のメールが転送されてきたり、

これらは一部ですが、こちらから出したhomeworkではなく、すべて生徒さんが自主的に取り組んでいるものです。もちろんすべてに目を通し、レッスンの中でレビューしたり、使ったり、アドバイスしていきます。レッスン時間だけでなく継続的に相談したり学習内容をシェアする機会があるのであれば、そこは遠慮せずに活用することでさらに学ぶことが可能になりますね。

またblogでもご紹介していたことがあるかと思いますが、トレーニングの一つである「一人二役のシナリオ英会話」。こちらも多くの生徒さんが取り組まれているのですが、レッスンの中で行うのみならず、考えたシナリオを作って送っていただくこともあります。その場で添削して返すこともあれば、しっかり説明したほうが良さそう、と思う時には次のレッスンでフォローしていますが、毎日一つQ & Aを作る!と決めて頻繁に送ってくださる生徒さんもいらっしゃいます。

もちろん教室や講師によってレッスンの進め方や講師との関わり方は様々かと思います。ただ言えるのは、言葉は悪いかもしれませんが、お金を払っている以上、

使えるのであれば講師を最大限使うべき、

ということです。最近は担任制レッスンも増えています。許される限り積極的に関わってみてください。すべてに対応はできなくてもできるかもしれない。相談だけでもしてみるべきです。

毎回レッスンが終わって何か+αで得たものがあり、そこから次のステップへの足がかりとなるものがあるべきで、こうした少しずつの積み重ねが半年後、一年後に上達となって返ってきます。独学では気付かないところ、独学ではカバーしないこと、そして参考書では分からないことは講師に質問できること、自分の足りないスキルを指摘してもらえること、などがレッスンを受けるメリットかと思います。うまく活用すれば、独学と比較して上達までの時間も短縮できます。受け身ではなく「元はとった!」と思えるくらいレッスンを最大限活用してみてくださいね。

長くなったので、生徒さんからシェアいただいた「スキマ学習」実践例は次のblogでご紹介します!

 

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