いつでもどこでもできる 〜 英検準2級面接対策 + TOEIC Part1 対策

November 13, 2019

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週末は英検の二次試験(B日程)の試験日でしたね!受験された皆さん、お疲れさまでした。

二次試験は面接ですが、準2級の場合、「イラストを見て人物の行動を描写する」という問題があります。

この問題では「〜(主語)が〜しています」と、現在進行形を使って答えるため、「be動詞 + ~ing形」!とひたすらそのパターンを叩き込んで練習している方もいるかもしれませんが、PASSAGEでお伝えしているのは、コミュニケーションのための英会話。英検合格だけに絞った、こういったその場しのぎ的な学習方法はあまりお勧めしていません。

「英検準2級の二次面接 イラスト描写問題は現在進行形で答える」

がメインになってしまうと、試験終了後、その問題を目にすることがなくなると、結局日常会話の中では使えなくなる可能性があります。折角正しい使い方を覚えたのに、です。
私も高校で英検2級を取得しましたが、大学在学中の海外旅行でも現在進行形を理解して使ったという記憶は一切ありません。まだ頭の柔らかい学生時代の当時、おそらく丸暗記で受験していたからです。

じゃあどうやって対策したら良いのか?

日常英会話を習得したければ、日常生活の中で練習するのが一番です。

今私はカフェにいるのですが、そこで繰り広げられている風景をすべて英語で描写するだけです。
英検の問題以上にいろいろなシーンが目に入ってきます。

A man is ordering coffee.
A woman is looking at her smartphone.
People are standing in line.
A old woman is reading a book.

など。

今行われていること=主語が行っている動作(動詞)が実際に動いている(現在進行中)の時に使うという時制の働きを、使いながら覚えることができますね。

また動いているものではなく、停止している風景を描写すればTOEICのリスニング問題 Part1の対策にもなります!
窓越しに路上に停車中の車が目に入ったとしたら、

A car has been parked in front of the cafe.

このままTOEICに出そうですね。
ポイントは現在進行形でなく、現在完了形であること。
車はお店に入る前からそこに止まっているので、今ちょうど運転手がハンドルを握って止めようとしているところ(現在進行中の動作)ではありません。TOEIC Part1では、今行われていることか、前からあることかの聞き分けが重要ですが、その際にはしっかりと現在進行形と現在完了形を理解している必要があります。

どちらも中学文法ですが、学生も大人も、とにかくこの~ing形を単独で使ってしまう方がとても多いです。

X  I playing tennis.
○  I am playing tennis. (現在進行形)もしくは I have been playing tennis.(現在完了進行形)

X  I eating lunch.
○  I am eating lunch.(現在進行形) もしくは I have been eating lunch. (現在完了進行形)

-ing形単独で何が問題?と思った方は中学文法を一からしっかりやり直しましょう!

先程はカフェでの例を紹介しましたが、場所を問わず、歩きながらでも、駅でも、家にいてもTVの中のシーンを描写したり、本当にどこでもできる対策です。どんなに忙しくても1日10人描写すれば1週間で70人、1ヶ月で300回近く練習することになります。これだけ練習すればイヤでも現在進行形は使えるようになりますね。

こうして生活の中で英語を使えば、文法の時制が重要なこと、またそれほど難しくないことも実感できるはずです。

ご紹介した学習方法は一例ですが、コミュニケーションのための英会話に直結する方法です。
PASSAGEでは資格は目安やモチベーションとなるものであり、学習を続けていた先にあるものという考えの元、レッスンを行っています。

文法のやり直しもお気軽にご相談くださいね。

 

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