12月になりました!今年も残り1ヶ月ですが英語学習は順調でしょうか?
11月のレッスンで取り上げたトピックの一つは、モルディブにオープンしたばかりの新しい海中ホテル!大手ホテルチェーンが手掛けたこのホテルは全てがunusual!たまにはこんな話題も取り入れて意見を述べる練習もしています。
数字の復習や後ろから修飾する主語の理解度も同時に確認しました。
そして11月からは新しいアクティビティをスタート!
「ショートスピーチ」です。
与えられたトピックに対して「1分間」でスピーチを行うというもので、以前からずっと取り入れたいと考えていたのですが、その方法をどうしようか、また生徒さんの負担も鑑みつつ、タイミングを見計らっていました。
長く通っていただいている方も多く、皆さんニュース等を見てのコメントや意見を述べることにも慣れてきたので、思い切ってスタート。
初回は時間を気にせず、思い思いに話していただきましたが、30秒で終わってしまったり、3〜4分話したり(そう、皆さん上達しており長く話せるようになっているのです)、簡潔に論点をまとめる難しさをそれぞれが感じられていました。
英語はメールもそうですが、シンプルでクリア、明瞭簡潔であることが求められます。
1分という時間は相手が聞いていてもちょうど良く、最低限言いたいことをまとめて話すことができ、普段の会話にも応用しやすいです。
このアクティビティを始めたかったキッカケは2つ。
まずは私が外資系企業への転職を目指すようになり独自で作成していた、質問と回答の想定集。いわゆるカンペですね。写真の手の平サイズのファイルはその一部です。TOEIC800点を超えてもまだまだ英語の運用力には自信がなかった為、聞かれる可能性があるもの全て、英文と日本語で質問と答えを作成。数は200以上に及びます。
気が付けば想定にない質問も、そのカンペから応用して答えられるようになっていたり、日常会話の中でもカンペの例文を応用して質問したり答えたりしていることが多く、結果的によいトレーニングになっていたのです。
レッスンで取り上げるトピックは、どれも私自身が面接で聞かれたり、また身近なもの、かつ会話にも応用しやすいと感じたものを選んでいます。20年程前に作ったものですが、まさかこんな形で再度見ることになるとは思いもよらずでした。
そしてもう一つは海外の子どもたちが幼い頃から行っている “SHOW AND TELL”というプレゼンテーションのアクティビティ。
お子さんがインターナショナルスクールに通われているという生徒さんが、ショートスピーチを終えた後に「Show and Tell みたい!」とおっしゃっていたのですが、まさにその要素を大人になった今からでも取り入れたい、と思っていたのです。
本来のShow and Tellは子どもたちが自分のお気に入りのものを持参して皆の前で発表するというもの。さらには聞き手もプレゼンテーションをよく聞き、質問する、そしてプレゼンターはその質問にも答えるという流れです。こうして人に伝わる訓練を小さい頃からしている欧米人がプレゼンテーションが上手だったり、伝え方が上手いのは当然とも言えます。個人的には「伝える訓練」としては最高だと思っているので、いつか生徒の皆さんで「オトナのShow and Tell」のような発表会ができたら楽しそう、とあれやこれやと一人で勝手に夢見ている今日この頃です。
なかなか英語で言いたいことが出てこない…
それもフレーズを知らなければ当然のことです。意見を言うためのフレーズのストックをたくさん貯めて、伝えるためのトレーニングを積むことでコツを掴み、必要な時にそのストックの中からフレーズを取り出してくることができるようになります。
ショートスピーチは、生徒さんからも実際に「おもしろい!」「楽しい!」という声もいただいていますが、自分の英語で自分の意見を述べる楽しさをぜひ知ってほしいと思います。簡潔に意見を言うことができると日本語より楽だな、と思う時もくるかと思います。
これからもレッスンでは楽しみながらも効果のあるアクティビティを生徒さんの進度に合わせて取り入れていきますのでお楽しみに…!